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男って、絶対に浮気するじゃん...の真相
2.恋愛感情の起源(生物学的な見地)

 そもそも恋愛格差というものは、今に始まったことではありません。古来から「モテる男性」と「モテない男性」は歴然と存在していました。

 男女問わず、異性に対して抱く恋愛感情は「種の保存」や「種の繁栄」を目的としたものです。ヒト(人間)という生物を繁栄させるため(そう簡単には絶滅させないため)の「感情システム」とも言えるのが恋愛感情なのです。

 子どもを出産する女性には、一生涯のうちに産める子どもの数には限界があります。逆に、男性の方は(理論的には)限界はほとんどありません。

 男性の場合、1年365日、毎日違う女性と性交渉を持ち、それで全ての女性が妊娠・出産すれば1年間だけで365人もの自分のDNA(遺伝子情報)を引き継ぐ子どもを誕生させることができます。さらに、一生涯のうち50年間それを続ければ(計算上は)1万8千250人(365×50=18250)もの子孫を残せるのが男性なのです。
 つまり、男性の本能は「種の繁栄(=個体数を増やすこと)」をベースにしているということです。

 一方、女性の本能は「種の保存(=絶滅させないこと)」をベースにしています。

 女性の場合、1年に1人、30年間毎年産み続けてトータルで30人、ふたごや三つ子などを計算に入れたとしても、最大でも30〜40人ぐらいでしょうか。自分のDNA(遺伝子情報)を引き継ぐ子どもを誕生させるのは、せいぜいそのくらいの数が限界です。

 数少ない子どもにしかDNA(遺伝子情報)を引き継ぐことができない女性は"DNAの質"にこだわります。"優秀なDNA"を持つ男性との間にできた子どもの方が、たくましく生き延びて、さらにそののちの遺伝子の継承もスムーズに行なえる可能性が高いからです。
 つまり、女性の恋愛感情の基本には「優秀な遺伝子」を持つ男性を好むという特徴があるのです。

 では、優秀な遺伝子とは何でしょうか?
 当然のことですが、遺伝子配列を視覚的にとらえることはできません(現代の科学では)。なので、個体同士(人間同士)見たり話したり接したりすることで(この男性の遺伝子は優秀だろうか?)を判断しているのです。

@.健康な男性(健康的に見える男性など)=健康な子どもが生まれるDNAを持っている
A.外見的に優れた男性(イケメン・高身長など)=外見的に優れた子どもが生まれるDNAを持っている
B.身体能力が高い男性(スポーツマンなど)=身体能力が高い子どもが生まれるDNAを持っている
C.頭の良い男性(高学歴・一流企業・知的・機転が利く)=頭の良い子どもが生まれるDNAを持っている
D.心が強い男性(意志が強い・物事に動じないなど)=心が強い子どもが生まれるDNAを持っている
E.などなど...

 女性からモテる男性は、上記のような「優秀な遺伝子」を最低でも1つは持っています。
 そして、その「持っている1つ」がさりげなく強調された形で自分自身のキャラクター(個性)を形成しています。

 ですが、たとえ遺伝子的に1つや2つマイナス要素があったとしても、プラス要素がそれを上回っていればOKとなります。

 たとえば、
・頭は悪いけれど、スポーツ万能
・身長が低いけれど、とても爽やかで健康的
・スポーツが苦手だけれど、知的なムードで機転が利く
・イケメンでないけれど、意志が強く何事にも動じない
 などなど。

 また、上記の≪優秀な遺伝子の例≫リストにはあえて書きませんでしたが、女性の本能が(この男は優秀な遺伝子を持っている!)と認識する最も強い要素の1つに、

F.繁殖能力が強い男性=繁殖能力の強い子どもが生まれるDNAを持っている

 というものがあります。
 ある意味、これがいちばんの基本とも言えます。他にどんなに優秀な遺伝子を持っていようと、その相手との間に子どもが生まれなければ何の意味もないのですから。
 繁殖能力が強い男性とは、たとえば「ナンパ男」であったり「グループ内の人気者・タレント(芸能人)」であったり「浮気男・二又三又男」であったりと、いつも積極的に女性にアプローチをかける男性や、常に周囲に女性の姿が見え隠れしているような男性です。

「人気者やタレントならともかく、ナンパ男や浮気男になんか魅力を感じるワケないじゃん!」と、ほとんどの女性たちは反論するでしょう。

 しかし、それでは何故、街頭アンケートであのような結果が出たのでしょうか?
 わざわざ「浮気をする・浮気をするかもしれない」男ばかりを選んでしまい、「絶対に浮気をしない・基本的に浮気はしない」男に限って遠ざけてしまっているのは何故なのでしょうか?

(彼女ができると男は豹変するから。)という理屈もあるでしょうが、それはおおむね間違っています。
 中には、最初は「絶対に浮気はしない。」と言っていた男性が、彼女ができてしばらくすると「チャンスがあれば...」男へと変身することもありますが、本当の意味でそのように変化するケースは非常にマレです。

 その大半は「絶対に浮気はしない。」という言葉自体が最初からウソであるか、または、彼氏に対する女性の態度や言動がよっぽど酷くて、いつもいつも相手を浮気に走らせてしまうか、のどちらかでしょう。

 人の心はそう簡単に豹変するものではありません。あくまでも「浮気をする・しない」「二又三又をかける・かけない」は、人としての常識・相手に対する誠意の問題なのですから。

 生物学的な見地で導き出したこれらの考察は、女性たちの「思考」とは無関係です。
 どんなに「浮気男」や「二又三又男」を頭で嫌っていても、女性たちの無意識の中の本能が、そういう男性に魅力を感じるように感情に影響を与えているものなのです。
「生命体は遺伝子の乗り物である。」という仮説があります。遺伝子自体が意思を持っていて(その意思によって生命体〔=人間〕の感情が左右されるのではないか?)という仮説です。

 要するに「浮気ができるほどの魅力的な男性だから恋人がいる」のではなく、「"浮気ができる"という、繁殖能力が強い遺伝子を持っている男性だから魅力的」に見えるのであり、「浮気どころか、魅力のない男性だから恋人がいない」のではなく、「"浮気をしない"という、繁殖能力が低い遺伝子を持っている男性だから魅力を感じない」のです。

・魅力があるから→恋人がいて→浮気だってできる…×(誤り)
・浮気ができるから→魅力があって→恋人がいる…○(正解)
・魅力がないから→恋人もいなくて→浮気もできない…×(誤り)
・浮気をしないから→魅力がなくて→恋人もいない…○(正解)

 残念ながら、これは仕方がないことなのです。
 女性たちは頭で考えてそう判断しているのではなく、女性の本能・無意識が、相手の男性から伝わってくる微細な空気(雰囲気)を感じ取りながら判断していることなのですから。

≡次回予告≡
4.恋愛感情の起源(心理学的な見地)


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