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2.楊貴妃とクレオパトラ

「世界三大美女」というものは世界各地に存在します。
 たとえば、日本では「楊貴妃・クレオパトラ・小野小町」とされていますが、ヨーロッパの方では「楊貴妃・クレオパトラ・ヘレネ(ギリシャ神話の女神の一人)」などと言われたり、中国では古代中国四大美人として「楊貴妃・西施・王昭君・貂蝉」などがあげられています。

 ヨーロッパの人たちは、日本の小野小町を知っている人などほとんどいませんし、日本人にしても、ギリシャ神話の神々に詳しい人などそれほど多くはありません。ですが、楊貴妃とクレオパトラに関しては世界的に有名です。
 楊貴妃とクレオパトラは、それほどまでに美人だったのでしょうか? それとも、世界三大美女の常連に名をつらねるようになったのは、何か他の理由があるのでしょうか?

 楊貴妃は、唐の時代の蜀(しょく)州に生まれました。
 生まれたときに芳香(ほうこう=良い匂い)が室内に充満したという言い伝えが残っています。
 彼女は、その類稀なる美しさと、音楽や踊りなど芸術方面においてずば抜けた才能を持っていたことから、当時の玄宗皇帝の寵愛を受けるようになりました。

 ところが、彼女を寵愛するようになってからの玄宗皇帝は、政務を怠って楊貴妃とともに遊興にふけるようになり、彼女の兄弟や親類縁者たちも、優遇されて政治的に力を持つようになりました。
 そのため、楊国忠ら楊一族への反感が国民のあいだで高まり、ついには「安史の乱」という大乱を招いてしまいます。

 乱から逃れて、楊貴妃の実家がある蜀州へ向かう途中で、
「乱の原因は楊一族にある。楊貴妃も例外ではない。」と主張する部下や兵士たちに対して、玄宗皇帝は「楊貴妃は後宮にいただけなので関係ない。」と彼女をかばうが、ついには彼らの要求を受け入れざる負えなくなってしまいます。
 そして、楊貴妃は首つりの刑にて38歳の生涯を閉じるのです。

 クレオパトラは、プトレマイオス朝エジプト王国の最後のファラオ(王様・女王様)です。プトレマイオス家は、もともとがギリシアのマケドニア出身のため、クレオパトラもギリシア系の美しい顔立ちでした。
 また、クレオパトラは、すべての植民地の何か国語をも自由自在に話せ、知性がとても高い女性でした。

 先代のファラオである父が亡くなったあと、エジプトでは、クレオパトラと弟とのあいだで王位継承争いが起こります。

 クレオパトラは、隣国のローマ共和国(後のローマ帝国)で権勢を極めていた実力者カエサルを味方につけるために、いわゆる「女の武器」を使ったのですが、そのときに最も効果を発揮したアイテムが、当時はまだ珍しかった「香水」だったと言われています。

 クレオパトラに夢中になってしまったカエサルは、彼女をエジプト女王の地位につけて、征服するのではなく「同盟国」としてエジプトを優遇します。そして数年後には、クレオパトラをローマ本国へと招いて盛大なパレードを催しました。
 もともとカエサルの独裁者ぶりに危機感を持っていたローマ共和国の元老院議員たちは、そのパレードを見て「いよいよもう限界だ。」と悟り、数日後にカエサルを暗殺します。

 その後、ローマ共和国では、カエサルの部下だったオクタビィアヌスとアントニウスの権力争いが始まります。
オクタビィアヌスはクレオパトラを嫌っていて、エジプト王国を滅ぼそうと考えていました。そこでクレオパトラは、またまた「女の武器」を使って、今度はアントニウスを味方に引き込みます。ですが、このことで「アントニウスもエジプトを優遇するのか?」と思われてしまい、彼もローマ本国にいられなくなってしまいます。

 そして、最後には「アントニウス・クレオパトラ連合軍」は「オクタビィアヌス・ローマ諸侯の連合軍」との戦いに破れてしまいます。クレオパトラは、ローマ軍に包囲されたエジプト王宮の中で毒蛇に胸を噛ませて39年の生涯を終えるのです。

 世界三大美女の常連に名をつらねる楊貴妃とクレオパトラにはいくつかの共通点が見られます。

@.嗅覚(匂い)に関すること
A.高い知性や教養があったこと
B.時の権力者の寵愛を受ける
C.その権力者が誤まった政治を行なう
D.国が傾く・大きな政変が起こる
E.非業の死を遂げる

 何百年も前の人なので、もちろん写真など残ってません。また、数少ない肖像画や彫刻についても、その信憑性がイマイチだったりもします。なので、当時の記録から彼女に対する周囲の接し方で判断するしかありません。

 つまり、時の権力者が、政務を怠ってしまうまで心を奪われるほどの美しい女性ということなのでしょう。

 その点をふまえて考えてみると、日本の小野小町が世界三大美女に入ってくるというのは、少々おかしな話のようにも感じてしまいます。
 日本で言えば、たとえば日野富子や天障院篤姫や淀君たちがもしも美人だったとすれば、そっちの方が小野小町よりも、遥かに"(日本版)世界三大美女"に近いのではないかと思うのですが...。

 まとめると、楊貴妃やクレオパトラのように「傾国の美女」とも言われる「国を傾けるほどの影響力を持った美女」こそが世界三大美女の条件と考えられるわけですが、ともに「高い知性と教養」と「嗅覚(匂い)に関すること」が、その他の共通点としてあげられることが注目すべき点でしょう。

 つまり、女性はただ見た目が美しければそれで良いというものではなく、高い知性と教養があってこそ、初めて「それに見合った相応の男性」から愛情を受けることができるということです。
 また、そういった男性の心を射止めるポイントとして、男性の嗅覚を利用するのが、最も有効な手段の一つなのかもしれません。

→続き
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