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心のブレーキの外し方
〜恋人づくりの設計図(本の紹介ページ)〜

 恋人が欲しいと思っているのに何も動き出せない人は、無意識の中で何らかの「心のブレーキ」がかかってしまっています。まずは、自分にかかっている「心のブレーキ」の正体を知ることから始めて、それらを一つ一つ外していかなければ何も始まりません。また、自分自身の「心のブレーキ」にうすうす感づいている人もいるでしょう。分かっていてなぜ外そうとしないのか?...もしかすると、本当の心のブレーキは、もっと別のところにあるのかもしれません...


心のブレーキの外し方

 恋人が欲しいと思っているのに、何も動き出せない人にかかっている「心のブレーキ」には、例えば、以下のようなものがあります。

  • お金がない(収入が低い)
  • 忙しくて時間がない
  • ビジュアルに自信がない
  • 人に言えない趣味がある
  • 部屋が汚くて誰も連れてこられない
  • 過去の失恋のトラウマ
  • いい人から脱出できない
  • そもそも自信がない
  • フラれるのが恐い
  • などなど…

 これら心のブレーキのうち「フラれるのが恐い」だけは持っていてもO.Kです。これについては、そもそも完全にぬぐい去るのは不可能だからです。ただ、その他の心のブレーキを全て外し、さらに基本的な準備を整えることで、フラれるのが恐いハードルを限りなく下げることは可能です。乗り越えるのはそれからで良いのです。

 ここでは「心のブレーキ」の正体とその外し方について、いくつかをピックアップして簡単にお話ししたいと思います。

「お金がない(収入が低い)」について

モテるお金持ちとモテないお金持ち
 お金持ちには「モテるお金持ち」と「モテないお金持ち」の二種類が存在します。女性にモテるお金持ちは(自信によく似た)余裕を感じさせる雰囲気がありますが、女性にモテないお金持ちにはそれがありません。

 また、けっしてお金目当てのつもりはないのに、気がつけば(好きになる人はみんなお金持ちばかり)という女性がいます。これも同じ理屈です。モテるお金持ちが身にまとう自信によく似た余裕に敏感に反応しているだけなのです。

 女性が、余裕のある男性や自信のある男性に惹かれるのは安心感を求めているからです。モテるお金持ちが身に纏っている雰囲気と言えば、心の余裕・おおらかさ・あせりのなさ...などがあげられます。また、モテるお金持ちに共通して言えるその他の特徴の一つに必要なことを確実にこなす行動力があることがあげられます。(だからお金が貯まるとも言えます。)

 収入や貯金額など数字的な安心感というのもありますが、これだけで女性が結婚相手を決めたカップルで幸せになっている・・・・・・・・夫婦は見たことがありません。(皆無とは言いませんが、きっと少数派でしょう。)

 つまり、安心感(心の余裕・おおらかさ・焦りのなさ)を身にまとこと、そして、必要なことを確実にこなす行動力を身につけることで、モテるお金持ちと同等の魅力を感じさせることができるのです。あとは、そのための方法を知って実践するだけです...

「時間がない」について

優先順位は長い時間軸ではなく短い時間軸で決める
 時間は作ろうと思えば作れるものです。単に優先順位の問題であるケースが半分と、時間がないことを理由にして何かから逃れるための言い訳に使っているケースが半分です。

 今やらなければならない仕事(や勉強など)も大事ですが、将来のこと(人間関係や恋愛も含む)も大事なはずです。

 優先順位を決める際のポイントは、長い時間軸スパンで決めるのではなく、できるだけ短い時間軸スパンで決めることです。

「俺は仕事を優先するタイプの人間だ!」とか「これからは将来のことを優先しよう...」などと、自分の性格の問題にしたり、今後の行動指針を長期的かつ断定的に決めつけてしまうのではなく...

今日は・・・仕事を優先しよう。」
「このチャンスだけは・・・将来のために逃したくない!」

...など、その瞬間その瞬間でシッカリと考えてキチンと悩みながら、その時その時の判断で行動するのです。

 また、そうと分かっていて、それでも仕事や勉強を優先することしかできない人は、仕事や勉強を動き出さないための言い訳にしているだけです。いったい、何を恐れているのでしょうか?...何から逃げようとしているのでしょうか?...

「過去の失恋のトラウマ」について

 過去の失恋のトラウマがある人に言いたいことがあります。たとえば、好きな女性に告白して「残酷なフラれ方」をした過去がトラウマになっている人に対しては、こう言ってあげたいです...

リアクションは相手によって違います。

...と。

リアクションは人によって違う
 ちょっと考えれば分かると思うのですが、たった一度の失恋でトラウマになってしまった人は、意外とこれが分かっていません。(あえて分かろうとしていないのかもしれません。)

 次に告白した人は、もっとやさしくフッてくれるかもしれませんし、もしかしたらO.Kしてくれるかもしれません。人の好みは千差万別であり、上手くいくかどうかは相性次第でもあるのです。

 また、仮に告白しようとしている異性との相性が良かったとして、次に重要になってくるポイントは、告白する前までにその相手とどんな関係性を築いているか?...です。

 あらかじめ良好な関係が築かれていたとして、相手が自分に異性としての魅力を感じていればO.Kしてくれますし、異性としての魅力を感じていなければやさしくフッてくれるでしょう。

 つまり...

 勇気を出して告白する前に、成功率を高めるためにできることがいっぱいある。

...ということです。

  • あなたと相性の良い異性はどんな異性なのか?
  • 相手と良好な関係を築くためには何をすれば良いか?
  • 相手に異性としての魅力を感じさせるためにどんなことができるのか?

 これらの方法を学んで繰り返し実践し、シッカリと身につけてから、相性の良い異性を見つけて告白すれば「鬼に金棒」だと思いませんか? 残酷なフラれ方をしたということは、そもそも良好な関係すら築けていない状態で、無謀な特攻作戦に打って出た結果なんです。

 つまり、トラウマを乗り越えるために必要なのは、相性の良い異性の見つける方法、相手と良好な関係を築く方法、異性としての魅力を身につける(相手に感じさせる)方法を学び、それらを実践することなのです...

「いい人から脱出できない」について

 世の中には「モテるいい人」と「モテないいい人」がいます。モテるいい人は、相手にトキメキを与える力を持っています。(または、相手をトキメかせるテクニックを知っています。)

モテるいい人とモテないいい人
 モテないいい人にはそれがありません。そもそも「相手をトキメかせよう」という発想すらありません。あったとしても自分のことで精一杯でそんな余裕はありません。

 トキメキというものは意外性と関係が深く、人を感動させるドラマには、意外性または懐かしさのどちらかの要素が必ず含まれています。 (ツンデレ男が女性にモテるのは「意外性(=ギャップ)のかたまり」だからです。)

 テレビ番組等のお悩み相談で「いつもいい人・・・で終わってしまいます。どうすれば良いですか?」といった相談に対して「強引に手を握って、引っぱっていけばいい...」とか「いきなりキスをしてしまえばいい...」などと、いい加減なアドバイスをする人をよく見かけますが、ただのいい人が空気を読まずにそんなことをすれば、一瞬で嫌われてしまうのは目に見えています。

 なぜなら...

 効果的な意外性トキメキの出し方は、人それぞれ千差万別せんさまんべつであり、状況によっても変わってくる

...からです。

 効果的な意外性(トキメキ)を身につける方法には、一定のルール・法則のようなものがあります。そこを理解しないまま他人のアドバイスを鵜呑うのみにして実行してしまえば、大ケガをするのは当然のことなのです。

 かつて典型的な「ただのいい人」だった木ノ下涼氏(著者)も、この点については非常に苦労したようです。それこそ、何年も何年も試行錯誤しこうさくごを繰り返し、数えきれないほどの失敗を重ねて、ようやく導き出したルール・法則があるんです。『恋人づくりの設計図』では、効果的な意外性(トキメキ)の身につけ方を分かりやすく詳しく丁寧に紹介しています。

恋人が欲しいと思っているのに、一歩目すら踏み出せない原因は「心のブレーキ」にあることをご理解いただけたと思います。ここでは、いくつかをピックアップして基本的な部分のみ簡単にお話ししましたが、『恋人づくりの設計図』では、他のブレーキも含めてより詳しく掘り下げて、実際に心のブレーキを外すためのヒントを数多く紹介しています。