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失敗しないナンパテクニック
〜恋人づくりの設計図(本の紹介ページ)〜

 ちまたにあふれる「恋愛マニュアル本」の多くが、とりわけ恋愛未経験者にとって全く役に立たない理由は、読者を「著者と同等のレベル(=ただ知識がないだけで、同等のポテンシャルを持っている)」だろう...と決めつけて書いてしまっていることです。そしてこれは「ナンパテクニックのマニュアル本」についても同じことが言えます。そこで私は、自分が恋愛未経験者だった頃や恋愛初心者だった頃を思い出しながら「未経験者でも始められる恋愛指南書」を書きたいと思いました。また、ナンパ師時代に、自分がどのようにして失敗したときの落ち込みから立ち直ったか、どのようにしてナンパの成功率を高めていったかについても考察してみました。


失敗しないナンパテクニック

初心者だからこそ失敗が恐い
 たとえば「ナンパの成功率を上げるには〇〇や△△が有効です。ただし、慣れるまでは失敗することもあるでしょう。度胸と忍耐力で乗り切ってください...」といった内容が書かれていたとします。これは初心者にとっては酷な話になります。

 なぜなら...初心者だからこそ失敗が恐いんです。だって、それ・・を恐れて今までやってこなかったんですから...。だから「初心者だからこそ」なんです。初心者だからこそ、度胸もなければ忍耐力もなく、とてもデリケートで傷つきやすい心を持っているんです。

 だから...「1回目から絶対に失敗しない、成功率100%のナンパテクニック」を教えて欲しいんです。世の中には「セリフを丸暗記して、目の前の女性に言うだけ」とか「ナンパ成功率100%の○○テンプレ(=テンプレートの略)」など、いかにも簡単にできそうな言葉が表紙に書かれている「ナンパマニュアル本」もありまずが、あれらはみんな詐欺商材さぎしょうざいだったりするんです。

 木ノ下涼氏(著者)の経験上、絶対に失敗しないナンパテクニックなど存在しないそうです。というのも、声をかける女の子たちはそれぞれ違う人間だからです。おのおの個性も違うし、性格も違うし、好みの男性のタイプも感じ方も違うまったく違う人間だからです。女性特有の「一般的な思考パターン」をベースにしたソコソコ成功率の高いテクニックなら存在しますが、成功率100%は絶対に無理なのです。

 ところが、あるとき木ノ下涼氏は気がついたんです...

 失敗しないナンパテクニックはないけど、傷つかない・・・・・ ナンパテクニックだったらある!

...ということに。

 木ノ下涼氏だって普通に「心を持った人間」でしたから、ナンパで失敗すれば残念な気持ちにもなります。ときにはショックを受けたり傷ついたりすることもたくさんありました。失敗が続いたときなんかは「もうナンパなんて悪いこと・・・・は辞めた方がいいのかな?...」と思ったりもしたそうです。

 そんなある日のこと...
 ナンパ帰りの疲れた電車内で、とある二人組の女の子たちの会話が耳に入ってきました。

「私、昨日ナンパに声をかけられちゃってさ〜♪」
「えっ、そうなの!?...で、ついていったの?」
「いかないよ〜、無視無視!」
「そうだよね〜、でも、いいな・・・ ぁ〜...」

 ナンパに声をかけられた方の女の子は、終始嬉しそうにニコニコしていました。一方、聞いている方の女の子は、とてもうらやましそうな顔をしていました...

 このとき木ノ下涼氏は、とある事実に気がついたのです。その事実とは…

・女性は、ナンパで男性に声をかけられると...実は嬉しい。

...です。

ナンパされたときの女性の本音
 この事実を知ってから、木ノ下涼氏はナンパで失敗してもほとんど傷つくことがなくなりました。

 当然、ナンパが成功した場合(女の子がついてきた場合)は相手も納得した上で楽しく遊ぶのですから、当然「良いことをした」気持ちになります。

 問題は、ナンパに失敗した場合(女の子に断られたり、無視された場合)です。

 普通に考えれば、ナンパが失敗したということは、相手が納得しなかったわけだし「相手が望まない提案」をしてしまったわけですから、普通なら「悪いことをした・イヤな思いをさせてしまった」と思って申し訳ない気持ちになってしまいます。

 ですが、ナンパを断ったり、無視をして逃げてしまった女の子たちの多くは、あとになってから(きっと、私が可愛いからナンパしてきたんだ♪)とか(まだまだ私も女として捨てたもんじゃないってことか!?)などと考えて、女として認められた喜びを感じていたりするのです。

 もちろん、中には本当に鬱陶うっとうしいと思って不愉快な気持ちになる女の子もいるでしょう。ですが、よっぽどしつこく・・・・しない限り、ほぼ9割以上の女性が、たとえ断ったり無視したとしても、基本的にナンパで男性に声をかけられること自体は嬉しいことなのです。

 つまり...

 ナンパとは、成功しても失敗しても、声をかけるだけで女性たちに喜びを与えることができる慈善事業である

...とも言えるのです。

 要するに、ナンパに成功すれば一緒に楽しんで大成功だし、ナンパに失敗しても相手を喜ばせることができるという意味では大成功なわけで、つまり(声をかけるだけでナンパは全て大成功である!)と思えるようになったのです。

  • ナンパに成功 → 一緒に楽しんで大成功!
  • ナンパに失敗 → 相手は喜んでいるので大成功!
    ...よって、成功しようと失敗しようと、声をかけるだけでみんな大成功!!
(※ただし、絶対にしつこくしてはいけません。無視されたり断られたりしたら素直に引き下がりましょう。しつこくすると本当に迷惑になってしまいます。)

 ちなみに、明らかに急いでいる女性や考え事をしている女性に声をかけるのも迷惑になります。なので、声をかける相手は、ひまそうにしている女性や普通に歩いている女性に限定して下さい。それならば、ほぼ100%の確率で成功・・します。

 また、こう思うようになってからというもの、不思議とナンパが上手くいく(=女の子からYESの返事がもらえる)確率が急上昇したのです。その原因は、明らかに声をかける側(=ナンパ師)の心理状態が関係していると思われます。

女性は男性を選別する目を持っている
 女性は、基本的に男性に対する警戒心を強く持っている生き物です。また、生物学的にも、生まれながら男性をキチンと選別する目を持ち合わせています。
 よって、男性と接したときに、さまざまな感覚(視覚・聴覚・嗅覚・触覚など)を駆使くしして、関わっても良い男性かどうかを判断しているのです。

 女性は、自分に迷惑をかけたり危害を加えそうな雰囲気をもつ男性からは逃げようとします。
 たとえば、ナンパ男が申し訳なさそうに声をかけると(今から君に悪いことをしようとしているんだぞ...)という心の声を伝えてしまうことになります。その結果、相手の女性は危険な雰囲気を感じ取って逃げてしまうのです。

 逆に、自分を楽しませてくれたり楽しませてくれそうな雰囲気をもつ男性とは関わっても良いと判断します。
 たとえば、こちらが喜ばせてあげようとして声をかけると(楽しそう・喜ばせてくれそう...)という安全な・楽し気な雰囲気を感じ取ってもらえるわけです。

  • 声をかけるときの雰囲気(心理状態)が...申し訳なさそう迷惑をかけそう関わってはいけない男と判断されてしまう。
  • 声をかけるときの雰囲気(心理状態)が...ビクビクしながら相手を楽しませる自信がなさそう魅力のない男(ついて行っても楽しくなさそう)と判断されてしまう。
  • 声をかけるときの雰囲気(心理状態)が...今から君を喜ばせてあげるよ♪楽しそう・やさしそう・自信がありそう楽しい男・いっしょに遊びたい男・魅力がある男と相手に伝わる。

 つまり、ナンパの成功率(=女の子にYESと言わせて一緒に遊べる確率)に最も大きく左右する要素は、声をかける側(ナンパ師)の心の持ちようにあるのです。

 そう、ちょうどこんな感じに...

「オレは、世の中のすべての女性に喜びを与える天使だ!」

...と思ってナンパ活動をすれば良いのです。
 そう思って声をかけるだけで、ナンパが上手くいく確率は飛躍的にアップするのです。

※いかがでしょうか?声をかけるところまではこれで良いのではないでしょうか?...ただ、問題はその後ですね。『恋人づくりの設計図』では、さまざまな場面における女性心理について詳しく解説しています。けっしてナンパの上達を目的とした本ではありませんが、女性心理を理解することで、ナンパにも有効なさまざまな応用力を身につけることができるはずです。