恋愛未経験者のジレンマを断つ! 人間関係と恋愛を科学する雑学サイト - Little Riffle(リトルリフル)- 〜
人間関係と恋愛を科学する雑学サイト Little Riffle(リトルリフル)のロゴマーク
ホームページアドレス〔https://littleriffle.info/〕とメールアドレス〔info@pata.cocotte.jp〕の画像
複雑な人間関係や不可思議な恋愛感情など、人間について独自の視点で科学する雑学サイト

恋愛未経験者のジレンマを断つ!
〜恋人づくりの設計図(本の紹介ページ)〜

 心のブレーキを外し、自信を得て、安心感やトキメキを与えるテクニックなど女性心理について学んだところで、さあ実践!...と行きたいところですが、ちょっと待ってください。最後にもう一つだけ「やらなければならないこと」があります。
 いわば「恋愛未経験者のジレンマ」とも言える問題が、あと一つだけ残っているのです。事前にこのジレンマにキチンと対応してから実践にのぞまなければ、まだまだ「たたの無謀な特攻作戦」になってしまいます。


恋愛未経験者のジレンマを断つ!

好きな異性に告白するときに最も大切なこと
 あなたは、好きな異性に告白するときに最も・・大切なことは何だと思いますか?... 「勇気」だと思いますか? それとも「真剣さ」だと思いますか? はたまた「さりげなさ」だと思いますか?...

 いいえ、どれも違います。
(もちろん、3つとも必要ではありますが、最も・・という意味では違います...。)

 答えは「思いやり」と「事前の準備」です。

 告白される側の立場で考えてみて下さい。たとえば、全く魅力のない異性から告白されるのと、魅力的な異性や好きな異性から告白されるのとではどちらが嬉しいと思いますか?

 厳密に言えば、どちらも嬉しいです。たとえ全く魅力のない異性からであっても、告白されること自体は嬉しいです。これは男性だろうと女性だろうと共通して言えることです。
 ですが、やはり「どちらがより・・嬉しいか?」と問われれば、当然、魅力的な異性や好きな異性から告白される方が圧倒的に嬉しいはずです。

 私がいろいろと恋愛について語っているのは、当然「あなたの恋が上手くいくこと」がメインの目的です。ただ、告白される側の立場に立って考えてみても、やはりあなたが魅力的な人になるに越したことはないのです。そのための前段階として、心のブレーキを外してエネルギーを高め、自律心じりつしんを磨いて自信をやしなって、あなたが魅力的な人間になることを推奨すいしょうしているのです。

 そして、もう一つ重要なことがあります。それは...

 告白される側が断らないで済むような告白をすること

...です。

「断る」という行為は、断る側の人にとっても多かれ少なかれイヤな感情をともないます。とりわけ愛の告白によって、少なからず嬉しい気持ちを与えてくれた相手に、その嬉しさに見合ったお返しをしてあげられないのは、返報性の心理(※注)も働いてとても苦痛なものになります。
(※注:返報性の原理とは、相手から何かをしてもらったときに、こちらも同じようにお返しをしないと申し訳ない気持ちになる心理作用のこと。)

 だから、相手が断らないで済む告白(=相手にYESと言ってもらえる告白)をするべきなのです。(つまり、これが「思いやり」です。)

 恋愛未経験者のジレンマというものがあります。
 たとえば、好きな女性に告白しようと思ったとして...

  • プランを立てて告白すると上手くいかない。
  • ノープランで告白しようとすると何もできない。

...といった結果になることを言います。

極めて魅力が低い男や生理的に無理な男
 しっかりプランを立てて告白しようとすると、間違いなく緊張でガチガチになってしまいます。緊張でガチガチになると、その緊張感は確実に相手に伝わってしまいます。そして、そんな余裕のない(=自信のない)雰囲気を感じ取った相手から極めて魅力が低い男または生理的に無理な男と判断されてしまうのです。

 逆に、緊張でガチガチになるのを回避するために、あえて何も考えずにその場の勢い(=ノープラン)で告白しようとすると、直前で怖気おじけづいてしまって結局は何もできません

 このように、どちらにしても救いようのない結果になってしまうわけですが、恋愛未経験者にとってどちらを選んだ方が良いかと言えば、やはり「シッカリとプランを立てて告白する」方でしょう。
 そのためには、このプランを立てて実行するときの緊張感(=プレッシャー)をできる限り軽減させる必要があるのです。

 実は、これは恋愛未経験者に限ったことではありません。
 世の中には「好きな人にはフラれ、どうでも良い人には好かれる」という人がいます。しかも、たくさん・・・・います。これは、運が悪いとか神様のいたずらとかそういったことではなく、恋愛未経験のジレンマと同じようなプレッシャーが原因になっているのです。
(※好きな人の前では緊張するため「極めて魅力が低い男・生理的に無理な男」化してしまい、どうでも良い人の前ではリラックスしているので「余裕を感じさせる男・魅力的な男」化するため。)

 では、いったいどうすれば良いか...?

 ある人は「ダメモト(ダメでもともと)でのぞめばプレッシャーが軽減される。」と言います。確かに少しは効果があります。最初から期待するのはやめて、あらかじめフラれるのを想定して告白するのですから、頑張って「上手に告白しよう」という意識が薄れるからです。

 ですが、この方法では、思考はコントロールできても心までコントロールすることはできません。心の底で願っている本心(やっぱり告白を成功させたい、YESの返事をもらいたい...という気持ち)まで取り除くことはできないので無意識のプレッシャーはそのまま相手に伝わってしまいます。この方法ではジレンマの根本的な解決にはなりません。

 また、失敗しないナンパテクニックの中でお話しした内容の「告白バージョン」としてサービス精神・ボランティア精神で告白する...という方法も考えられます。これは「ダメ元」で告白するよりもさらにもう少しだけ効果がアップします。加えて、たとえその場はフラれても、長い目で見たときにいつか相手が振り向いてくれる可能性が生まれる...というメリットもあります。というのも、告白されたことで相手は「嬉しい気持ち」になっているので、多かれ少なかれあなたに対する高感度がアップするからです。

 ですが、この方法でも心の底までコントロールすることはできません。心の底で願っている本心(やっぱり告白を成功させたい、YESの返事をもらいたい...という気持ち)まで取り除くことはできないからです。やはり、この方法でもジレンマの根本的な解決にはなりません。

 さあ困りました、いったいどうすれば良いのでしょうか?...

 実は、ある「事前の準備」をすることで、これら無意識のプレッシャーを極限まで取り除くことができるのです。
 ヒントは「女たらしな男」や「二股・三股男」が行なっている、とある習慣に隠されています。かと言って、あなたに「女たらしな男」や「二股・三股男」になって欲しいわけではありません。

 あくまでも「真剣につき合えるただ一人の恋人」を得るための一つの手段として、彼らの習慣一時的に・・・・取り入れてみることをお勧めしたいだけなのです...

※著者の実体験では、このジレンマに対応せずに告白すると成功率は10%未満ですが、このジレンマに対応して事前の準備をしてから告白すると成功率が75%以上に跳ね上がったそうです!『恋人づくりの設計図』では、このような著者の実体験を交えて恋人づくりにおける大切なポイントを数多くまとめています。