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モテ期を引き寄せる方法
〜恋人づくりの設計図(本の紹介ページ)〜

 ちまたではよく「小さな成功体験を積み重ねていくと良い」と言われます。なぜかと言えば、いきなり大きな目標を立てると途中で挫折してしまうから...という話です。 ですが、それとはちょっと違う考え方もあります。「小さな成功体験で良い」と言う人は、結果によって得られる自信にしか着目していません。その中には「大きな成功体験」を得ようとするときに必要な「自分をコントロールする力=自律心じりつしん」を持つことによって得られる効果は含まれていないのです。


モテ期を引き寄せる方法

 2010年7月から10月までテレビ東京で放送されていたドラマ『モテキ』。 このドラマ、単純に娯楽として見るよりも(どうすれば自分にもモテ期がくるだろうか? 参考になるかもしれない?)なんて期待をして見始めた視聴者もたくさんいたんじゃないかと思います。

モテ期を引き寄せる方法
 しかし、まず主人公役が森山未來さんの時点で(やっぱり自分とは違う。まあ、彼だったらモテてもおかしくないか...)とあきらめの色が出始め、全体のストーリーを見ても、モテ期がやってきた原因・要因・理由についての描写はこれといって見あたりません。

 モテ期がやってきたのは全て「ただの偶然」であるかのような物語になっていました。

 強いて言えば...唯一、モテ期がやってきた理由として考えられるのは、当初の「だらしないデブ男」の状態から、本気のダイエットによって大幅に「スリムな男」に変身したことぐらいでしょうか?...

 そもそもがフィクションなので、あまり真剣に語っても意味がないのかもしれませんが、フィクションとはいえ、原作者は誰かの実体験からヒントを得たり、人間心理に矛盾むじゅんがないよう熟考して作っているはずです。

 ですが、テレビドラマ『モテキ』を見ていて、主人公にモテ期がやってきた原因・要因・理由が、木ノ下涼氏(著者)にはハッキリと分かったそうです。
 あのダイエットは、単なる「せるためのダイエット」ではなかったんです。少しでも「見栄えをマシにするためのダイエット」ではなかったんです。体型を変える(脱・だらしないデブ男)の以外にもさまざまな効果をもたらした素晴らしいダイエットだったんです。それはまさに...変身だったんです。

 主人公は、ほんの数か月の間に確実に結果を出しています。
 大好きなカロリー高めの食事をち、毎日欠かさずジョギングで汗をかいて、目標に向かってけっして妥協を許しませんでした。つまり、おのれが持てる忍耐力と精神力をフルに発揮して、大きな目標を達成したわけです。

 これは、彼(主人公)自身にとって大きな自信につながったはずです。
 ただ単純に体型が良くなっただけでなく、自律心じりつしんやしない、大きな成功体験を味わったことで揺るぎない確固たる自信が生まれたはずです。

 どういう自信かと言うと...

  1. 自分だって本気になれば大きな目標を達成できる。
  2. 自分の意志で自分自身をコントロールできる。

...です。

 この2つの自信を得たのは、とても大きかったはずです。
 結果的に、自信がない人の特徴の一つである「(周囲や相手から)自分がどう見られているか気にしてしまう」状態から、自信がある人の特徴の一つ「自分が(周囲や相手を)見ている状態」へと意識が移行したのです。(※詳しくはとにかく「観察する」ことが大事〜チビ・デブ・ハゲ・ブサイクなど容姿がさえない男のための3つのモテる秘訣 〜 をご覧ください。)

 そうなんです!

 相手(=相手の気持ちや状態)を良く見る観察眼は、コミュニケーション能力においてとても重要なスキルの一つである

...を、徹底的なダイエットによって体現たいげんしたわけです。

(※実際に、だらしないデブ男だった頃の主人公は、女性と話すときに非常にオドオドした感じだったけれど、ダイエット後の主人公〔=森山未來氏〕は、とても堂々として普通の話し方ができるようになっています。まあ、演じる俳優さんの個性の違いもあるのかもしれませんが...)

  • 周囲や相手から「自分がどう見られているか」気になる(自信がない人の特徴)
  • 大きな目標を達成する(または、本気で挑戦する〔注1〕)
  • 自分の意志で自分自身をコントロールできた自信が得られる(自律心じりつしんを発揮できたあかし
  • 自分が「周囲や相手を見る」という心理状態へ移行する(自信がある人の特徴)
  • 高いコミュニケーション能力を手に入れる

 つまり『モテキ』の主人公は、ダイエットによって「人に見られても恥ずかしくない体型」を手に入れただけでなく、「自信」と「コミュニケーション能力」の2つをも同時に手に入れていたわけです。

 これは、けっしてドラマの中の話だけではありません。ダイエットに限った話でもありません。大きな目標であれば何でも良いのです。本気で取り組む以上、努力・忍耐・勇気など、自分自身をコントロールするための自律心が必要になります。そして、心のブレーキ(※心のブレーキの外し方を参照)が完全に外れている人であれば、中途半端なところで挫折することはまずありません。

(※注1:ちなみに、仮に途中で挫折してしまったり、目標を達成できなかったとしても、自律心を働かせて全力で取り組めむことで「自分の意志で自分自身をコントロールできた」という自信を獲得できます。そういう意味で「または、本気で挑戦する」という文言を付け足しています。)

 このように、自律心を発揮して大きな目標を達成する(または、本気で挑戦する)ことは、モテ期を引き寄せるための最も有効な手段にもなるのです。

※心やさしく気が弱く、恋愛などあきらめていた著者が自信タップリな人間に変身できた経緯も、結局はこれ・・(=大きな成功体験を得ようとして強固な自律心を発揮したこと)が大きかったようです。『恋人づくりの設計図』では、そんな著者の実体験をもとに、それ以外にも自信を確実に身につけるためのさまざまな方法をまとめています。